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三蔵Tipiṭaka

釈尊の教えは、弟子たちがその教えをTipiṭaka (Mūla)三蔵(根本聖典)としてまとめ、その音のまま保存したといわれています。


B.C.544
五月の満月の日ゴータマ・ブッダ入滅

入滅後三ヶ月
マガダ国の首都ラージャガハ(王舎城)で第一結集
マガダ国の首都ラージャガハ(王舎城)でマハーカッサパ尊者を中心に、インド中から五百人のアラカンたちが集まり、ウパーリ尊者が律を、アーナンダ尊者が教え(経)を称えて皆で確認。


入滅後100年(B.C.444頃)
ヴェーサーリで第二結集
北西インドと南西インドの上座部の長老が集まり、経も律も変えないことを再確認。
上座部から戒律などを自由に改変する傾向にあったインド東部の大衆部が分裂。
北西インドの上座部は後に説一切有部となる。
南西インドの上座部は後にスリランカまで南下し、現在の上座部に至る。


入滅後200年(B.C.344頃)
マウルヤ王朝の首都パータリプッタで第三結集
アソーカ王の依頼により上座部のモッガリプッタ・ティッサ長老を議長とし経と律を再確認し、論蔵アビダンマも編纂される。
この頃までに大衆部は18もの宗派に分裂(部派仏教)


入滅後500年(B.C.44頃)
部派仏教を批判する新しい動きが現れる(大乗仏教)
 

Tipiṭaka

Tipiṭaka (Mūla) 三蔵(根本聖典)
Vinayapiṭakaヴィナヤ( 律蔵)
  Pārājikapāḷi 波羅夷
  Pācittiyapāḷi 波逸提
  Mahāvaggapāḷi 大品
  Cūḷavaggapāḷi 小品
  Parivārapāḷi 附随
Suttapiṭaka スッタ(経蔵)
  Dīghanikāya 長部経典34
  Majjhimanikāya 中部経典152
  Saṃyuttanikāya 相応部経典2872
  Aṅguttaranikāya 増支部経典2198
  Khuddakanikāya 小部経典152
    Khuddakapāṭhapāḷi
    Dhammapadapāḷi ダンマパダ(法句経)
    Udānapāḷi
    Itivuttakapāḷi
    Suttanipātapāḷi スッタニパータ(経集)
    Vimānavatthupāḷi
    Petavatthupāḷi
    Theragāthāpāḷi
    Therīgāthāpāḷi
    Apadānapāḷi-1
    Apadānapāḷi-2
    Buddhavaṃsapāḷi
    Cariyāpiṭakapāḷi
    Jātakapāḷi-1ジャータカ(前生経)
    Jātakapāḷi-2
    Mahāniddesapāḷi
    Cūḷaniddesapāḷi
    Paṭisambhidāmaggapāḷi
    Nettippakaraṇapāḷi
    Milindapañhapāḷi
    Peṭakopadesapāḷi
Abhidhammapiṭaka アビダンマ(論蔵)
  Dhammasaṅgaṇīpāḷi 法集論
  Vibhaṅgapāḷi 分別論
  Dhātukathāpāḷi 界論
  Puggalapaññattipāḷi 人施設論
  Kathāvatthupāḷi 論事
  Yamakapāḷi 双論
  Paṭṭhānapāḷi 発趣論

Aṭṭhakathā 註釈
Vinayapiṭaka (aṭṭhakathā)
Suttapiṭaka (aṭṭhakathā)
Abhidhammapiṭaka (aṭṭhakathā)
Tīkā 複注
Abhidhammatthasaṅgaho アビダンマッタサンガハ

Anya 付属・関連文献

  Visuddhimagga 清浄道論

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