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札幌仏教塾
身体のために大騒ぎしない
身体のために大騒ぎしない Iti ajjhattaṃ vā kāye kāyānupassī viharati bahiddhā vā kāye kāyānupassī viharati, ajjhattabahiddhā vā kāye kāyānupassī...
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15 時間前読了時間: 2分
死体を観察する瞑想
身の随観の六番目は、死体を観察する瞑想になります。身の随観の解説は、この項目で完結します。 ここからは9種類の死体を観察して瞑想します。一番目は、捨てられた直後の死体を観察します。 死体が墓場に捨てられているのが 見つかるでしょう。その死体は 死んで一日経っているか、...
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2 日前読了時間: 2分
どの元素を選ぶのか
どの元素を選ぶのか 一人の修行者がその四つの瞑想ともやらなくてはいけない、という決まりもありません。自分に分かりやすい元素を選ぶのも構わない。その都度その都度、気づく元素を確認しても構わないのです。人の性格によって、簡単に発見できる元素が変わる可能性もあります。地の元素を簡...
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3 日前読了時間: 1分
太ることを地水火風で説明
太ることを地水火風で説明 食べ過ぎると太ります。太るといっても、いくつかの変化が起きます。物質を入れたから重さが増えます。地の元素です。身体の大きさも増えます。風の元素です。太った人の身体はブヨブヨでこんにゃくみたいです。痩せている他の人の身体とは違います。水の元素です。太...
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4 日前読了時間: 1分
風の元素の観察
風の元素の観察 最後は、風の元素です。まずは誰でも知っている風(かぜ)から始まるのです。風とは空気のことです。身体のなかの空気を感じて、風(vāyo)だと確認する。空気が身体に入ったり出たりするときも、風(vāyo)だと確認する。お腹が張っているときはガスが溜まっていること...
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5 日前読了時間: 2分
火の元素の観察
火の元素の観察 次は、火の元素です。火とは言葉通りに火です。詳しく言えば、熱・温(度)です。それも素粒子としてはたらくエネルギーなのです。身体のなかにある熱を感じて、火の元素だと認識すれば良いのです。 外を観ると、至るところに火を発見できます。そのときは、火の元素だと発見...
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6 日前読了時間: 2分
水の元素の観察
水の元素の観察 次は、水の元素です。普通の水を観てみましょう。重いのです。硬いのです。しかし、それは気にならないのです。重いから、硬いから、水というわけではないのです。何か別な特色があります。それを気にしているのです。それはなんですか? 水といえば、流れる性質があるのです。...
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7 日前読了時間: 2分
地の元素の観察
地の元素の観察 まず、地の元素です。ものは硬いのです。重いのです。身体も硬いのです。重いのです。これを地の元素として確認すれば結構です。要するに、ものごとの硬さ・重さを司るエネルギーの波長になります。そこまで考えると推測したことになるので、そう考える必要はないのです。 自分...
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7月5日読了時間: 1分
地水火風を観る瞑想の仕方
地水火風を観る瞑想の仕方 精密に言うと、地・水・火・風の四大元素とは、つち・みず・ひ・かぜ、というわけではないのです。物質が構成されているもとのエネルギーのことです。現代科学の言葉を借りると、素粒子の話になります。しかし人間の五感に頼った認識範囲では、素粒子の発見はできませ...
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7月4日読了時間: 2分
比丘は身において身を観つづけて住むのです
比丘は身において身を観つづけて住むのです 自分の身体であっても他人の身体であっても同じことなのです。なぜ地の要素が生まれるか、なぜ火の要素が生まれるかというようなことも観察する。どのように消えていくかということも観てみる。そこで「あ、これぐらいなのだ」ということが分かるの...
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7月3日読了時間: 1分
生命には地水火風しかない
生命には地水火風しかない そこで、この身体に硬い、地の要素がある。流れる液体的な要素がある。それから熱という要素がある。それから空気という要素がある。どうみても、その四つの要素でこの身体ができているのです。身体のなかには熱があって、また空気も色んなところに入っている。それぐ...
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7月2日読了時間: 1分
四大要素
四大要素 これは「要素に分けて観る」という瞑想です。要素とは地・水・火・風です。存在する全てのものはもうそれ以上、縮めることはできない。 Pathavīdhātu 地の要素は「硬いもの」、āpodhātu 水の要素は「流れるもの」、tejodhātu...
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7月1日読了時間: 2分
要素観察の部Dhātumanasikārapabbaṃ
要素観察の部Dhātumanasikārapabbaṃ 身の随観の五番目は、「地水火風」という四大要素を観察する仕方を紹介します。地・水・火・風の観察 7 ‘‘Puna caparaṃ, bhikkhave, bhikkhu imameva kāyaṃ...
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6月30日読了時間: 1分
逆さまに観ることが「正しく観る」こと
逆さまに観ることが「正しく観る」こと これは不浄観というものではなく、まさに「厭逆観察」なのです。この漢字は「逆に観る」ということで、不浄観と書くよりはきちんと意味が通っています。逆さまにして観ることは、本当は「正しく観る」ことなのです。正しく観るとこんなものだ、ということ...
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6月29日読了時間: 1分
生命の身体を部品化して観る
生命の身体を部品化して観る 不思議なことに、蛙の肺も同じように肺なのです。学校で解剖すると、蛙の心臓もただ小さいだけで、かなりの勢いで鼓動しているのが分かるでしょう。人間と比べたらスケールが小さいだけ。そういうふうに自分の身体も、他人の身体も、同じものでしかない、と分かった...
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6月28日読了時間: 2分
今日は品物が入りました
今日は品物が入りました 昔から伝わるいくつかのストーリーがあります。お金持ちは死体を火葬しますけど、お金がない人はそのまま、土の上に置いておく場合があるのです。それで墓守がお坊さん達に「今日は品物が入りましたよ」と連絡する。そのお坊さんが死体を二、三週間観て瞑想したいと言っ...
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6月27日読了時間: 1分
寺に墓はないが墓番とは仲が良い
寺に墓はないが墓番とは仲が良い 当時、インドではいとも簡単に遺体が見られました。人が死んだら、遺体を森に持って行って捨ててしまうという習慣もありました。仏教のお坊さんは、人の住まない森のなかでも生活していたので、墓場(遺体捨場)に行って解剖して観てみることもできたのです。 ...
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6月26日読了時間: 2分
食べものの種類
食べものの種類 食べものはどれぐらいの種類に分けられるでしょうか。考えたこともないでしょう。三種類なのです。動物(肉・魚)、植物(野菜・穀物)、それから乳製品。人間が食べるのはその三種類。智慧の立場から見れば、それぐらいに分けてみればいいことなのです。そこで幻覚を破りたけれ...
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6月25日読了時間: 1分
死体を観る瞑想は仏教だけのもの
死体を観る瞑想は仏教だけのもの 自分の身体の三十一の部分を全部観ることは不可能ですが、客観的に観ることができるものは観てほしい。観られる部分はいくらでもあります。自分の鼻水とか、自分の尿とか、大便とか、観察できます。それらは決してきれいなものではない。愛着が生まれるものでは...
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6月24日読了時間: 2分
出家儀式は次のように行う
出家儀式は次のように行う 出家儀式の最初に、頭を剃らなければいけないのです。出家希望者が、「出家をお願いします」と頼むと、師匠のお坊さんが髪の毛を切る。一部を切って「これを持ちなさい」と手に持たせてあげる。これから捨てる髪の毛を手に持ってジーッと観なければいけない。ぜんぶ剃...
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6月23日読了時間: 1分
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