top of page
検索

128 適職を探し続けることはできない

  • sapporobukkyoujuku
  • 2月12日
  • 読了時間: 1分

 時間は恐ろしく変化していることを自覚してほしいのです。今の瞬間は一回きりです。20代というのはたった10年しかありません。28歳なのに格好をつけて、「私はまだ20代です」といっても、もうそろそろ30代でしょう。20代だといばれるのは、24、5歳までです。20代ももう半分来てしまったら、そのあとは30代のことを考えなくてはいけません。日々衰えることを感じると、結構、活発になります。私も、日々自分の体が見る見るうちに衰えて死んでいくのだということを、いつも思い浮かべるのです。そうすると、バカげたことをやっていられる場合ではないと、ときどき腹立たしく思ったりします。フリーターの人は、永遠に生きられ るという幻想にはまって、どのような仕事が適しているか考え悩んでいる。でも、そんなことをやっている場合ではありません。だって毎日三食食べなくてはいけないでしょう。何が適しているかなど、やってみればわかることです。自分が会社員に適していると思っても、畑をいじるほうで喜びを感じる可能性もあるのです。『一瞬で心を磨くブッダの教え』第3章 社会で成功するために《仕事》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【出家の覚悟 日本を救う仏教からのアプローチ」南直哉氏との共著 (2009 年) p191】

 
 
 

最新記事

すべて表示
nāma とrūpa を区別して発見する

nāma とrūpa を区別して発見する それから客観的に確認作業を実行してみるようになります。そうなると、手を上げます、下げます、と実況するのであって、それは「私の手」という気持ちから離れています。ただ「手」という客観的な物体として観るのです。座る瞑想もこの調子でおこないます。集中力があり、客観的に確認しますから、より詳しく現象を観ることができるようになります。 手・足・お腹などは純粋な物体です

 
 
 
「私」という気持ちを措いて、客観的に身体を観察する

「私」という気持ちを措いて、客観的に身体を観察する 集中力が上がって自然に実況中継が流れるところまでくると、修行者が確認する現象も変わっていきます。本当は「現象が変わる」という言葉は、正しくはありません。今まで気づくことができなかった現象にまで気づけるように成長した、ということです。どのように現象が変わるのか、次で説明していきます。 初心者の修行には、「私」という気持ちがこびりついています。手を上

 
 
 
自然に集中することができるようになる

自然に集中することができるようになるここで知りたいのは、どんな智慧が現れるのか、ということです。これからそれを、修行者たちが体験するさまざまな現象の流れに基づいて説明します。 初心者の修行は苦労しながら混乱したままで続きます。足を上げる、運ぶ、下ろす、などを実況すると、何のためにこれをやっているのか、という疑問も生じます。もっと面白いものがないのかと、心が他の対象に走り回ったりもします。しかし負け

 
 
 

コメント


bottom of page