137 眠れないときの瞑想
- sapporobukkyoujuku
- 2024年3月16日
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眠れないときは、本格的な瞑想ができます。ふとんの中で気持ちよく横たわっている上に、本格的な瞑想ができるのですから、これはよかったと考えてください。寝たままで呼吸を観察します。「今、息を吸います。体が膨らんでいきます。今、息を吐きます。体が縮みます。お腹のほうから縮んで、空気は鼻の穴から出ていきました。吸います。空気は鼻の穴からスーッと入っていって、お腹のほうまでいって、お腹が膨らみました。吐きます。お腹のほうが縮んで、縮んで、空気は胸のほうへ出ていって、鼻の穴から出ていきました」と、呼吸の流れを、逐一、心で追っていくのです。 呼吸を観ていて心が乱れたときも、余計なことを考えないで、すぐに呼吸の観察に戻ってください。繰り返しになりますが、寝たい、寝たいという気持ちは忘れてください。呼吸を観察する瞑想をすると、不眠の問題は解決します。そして心も体も完全に休むことができます。『一分で読むブッダの教え』第3章 人生の悩みは、仏教で解決する《悩み》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【まさか「老病死に勝つ方法」があったとはブッダが説く心と健康の因果法則 (2008年) (改題 「老病死に勝つブッダの智慧 心と健康の因果法則」2017年) p157】
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