top of page
検索

14 怒りの炎をすぐに消す

  • sapporobukkyoujuku
  • 2024年10月21日
  • 読了時間: 1分

 放火犯人にならないでください。もし何かの理由であなたの心に怒りが起きたら、「火種が現れた」と真剣に思ってください。あなたの妄想は、小さな火種の燃料になってどんどん燃え始めるのです。ですからチェックしましょう。どのように考えれば、火種の燃料になるのか。どのように考えれば、火種を消してしまう水になるのか。これはあなたの宿題です。あなたの心に現れた怒りの火種が自分を焼き始めたら、必ず周りにも移って延焼し始めます。周りも怒りに狂うようになります。あなたが放火犯人です。加害者です。周りに理性のある、育ちの良い、心を調教した人がいるならば、怒りの延焼に「正しい思考、正しい行為」という放水をするでしょう。しかし、これはまず、あり得ないケースです。ほとんどの人々は、怒ることには慣れていても、怒らない訓練をしていないのです。ですから、あなたに責任があります。『一瞬で心を磨くブッダの教え』第1章 私たちの悩みを解決する《怒り》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【怒らない練習 p54.】

 
 
 

最新記事

すべて表示
ブッダのことば

Idha, bhikkhave, bhikkhu kāye kāyānupassī viharati ātāpī sampajāno satimā vineyya loke abhijjhādomanassaṃ,比丘たちよ、ここに比丘は、身において身を観つづけ、熱心に、「正...

 
 
 
身体の動きに気づく

yadidaṃ cattāro satipaṭṭhānā.‘‘Katame cattāro? すなわち、それは四念処です。 四とは何か。Cattāro satipaṭṭhānā と説かれているので、気づきは四種類になります。気づきとは、みな毎日やっていることではないかと思わ...

 
 
 
道には目的がなければいけない

そこで次に、サティ (sati) の実践によって「nibbānassa sacchikiriyā 涅槃を体得・体験する」という、達すべき目的を示しているのです。現代人は「瞑想すれば精神的に落ち着きます。集中力が上がります。ストレスがなくなります。それで仕事がはかどります」と...

 
 
 

Comments


bottom of page