170 赤ちゃんが泣くのは、過去生の思いの影響
- sapporobukkyoujuku
- 2023年6月10日
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赤ちゃんを観察すると、この世に慣れるまでいかに闘っているかを推測できます。赤ちゃんというのは、えらい乱暴者です。何も自分でできないわりに、「あれが嫌、これが嫌」とわがままで、泣いてばっかりです。まったく手に負えません。それは、赤ちゃんが生まれたばかりで、この世のことにまったく慣れていなくて、納得がいかないことがいっぱいあるからです。過去生の思いが強烈なのです。まるっきり知らない人に囲まれて育てられるわけですから、機嫌がよくないのです。母親が面倒を見るうちに、「しょうがない、この人はとても親切だ、泣いたら飛んできてくれるのだ」とゆっくりと納得していきます。それで、母親を見ると落ち着き、にこっと笑います。徐々に父親のことも理解します。赤ちゃんもカルチャーショックを乗り越えることは大変です。輪廻を考えると、不思議なことではありません。
『一瞬で心を磨くブッダの教え』第3章 社会で成功するために《子育て》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【Power up Your Life 力強く生きるためにブッダが説いたカルマの法則(2007年) p150】
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