226 捏造が生命の足かせ
- sapporobukkyoujuku
- 2024年6月21日
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「ありのままに見る、知る」ということは、自然には起こりません。誰一人として、ありのままの真理は知らないのです。自分が「悪い」と捏造した生命を殺したり、「欲しい」と捏造したものを独り占めしたり。さまざまな悪業をして不幸へ進むことになります。捏造のせいで発展が止まるのです。魚が大好物だと捏造する人は、魚ばかり食べます。お金がすべてだと捏造する人は、金儲けに人生をかけます。ここで、捏造によって生命が束縛されてしまうことが理解できると思います。捏造が生命にとって束縛なのです。足かせなのです。智慧が発展しません。自由が得られません。幸福にはなれません。『一分で読むブッダの教え』第4章 命を理解し、老病死を恐れずに生きる《命を理解する》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【あべこべ感覚 役立つ初期仏教法話7」(サンガ新 022, 2008年) p67】
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