244 仏教における「死」
- sapporobukkyoujuku
- 2024年7月9日
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「死んで、生まれて」という循環は常にあるのです。今、生きているあいだでも、同じことが起きています。見る心がなくなって聞く心が生じ、聞く心がなくなって妄想が生じる......。そのように、心は生滅変化しながら、常に流れていっています。命というものは、そのとき、そのとき、死んでいくのです。その瞬間、瞬間の死こそが、仏教における「死」です。『一分で読むブッダの教え』第4章 命を理解し、老病死を恐れずに生きる《老いと死》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【心の中はどうなってるの?一役立つ初期仏教法話5(サンガ新書016. 2007年) p56】
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