246 執着なく死ねるように生きる
- sapporobukkyoujuku
- 2024年7月11日
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充分正しく、しっかり、文句なく、自己嫌悪にならないような生き方をしたから、次のステップは死ぬことしかないというのが理想です。ベストな死は「では、さよなら」といって死ねることなのです。息子に会いたいとか、死ぬ前にウナギを食べたいとか言うのは、すごい執着です。「もう充分食べてきたから食べ物なんかいらん。息子にはさんざん苦労させられたから放っておこう。私は穏やかにいたい。さよなら」というのが、完全に満たされた死に方です。『一分で読むブッダの教え』第4章 命を理解し、老病死を恐れずに生きる《老いと死》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【なぜ悩む! 幸せになるこころのしくみ 玄侑宗久氏との共著 2005年 (改題「仏弟子の世間話」 サンガ新書) p208/185】
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