水の上に書いた線
- sapporobukkyoujuku
- 8月2日
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水の上に書いた線 例えば何でも水の上に書いた線のように消えてしまいますよと。水の上に書いた文字のごとくもう書くと同時に消えていきますから。そのように全ては瞬間・瞬間、無常ですと言っても、愚か者どもたちは「やっぱり地球はずうっとあるのではないか」とか、「人が死んでも歴史的な文化遺産は五千年も続いているではないか」とか、そうやって何がなんでも何かに価値を入れようとしてしまう。長く持っているということは、大変な価値ではないか、という錯覚が出てきて、とにかく心は無常を否定しようとするのです。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016 p131】
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