top of page
検索

無常が分かれば「価値観」の苦しみが消える

  • sapporobukkyoujuku
  • 8月1日
  • 読了時間: 1分

無常が分かれば「価値観」の苦しみが消える 愚か者たる私たちは、「全て無常である」という真理を否定して苦しんでいます。その否定したがる気持ちをお釈迦様は「渇愛」と言っています。だから、渇愛さえ消してしまえば、それで全て解決する、簡単・単純ではないか、という教えになるのです。そこで、幻覚である価値観を消せ、と仰るのです。価値観を消すためには、無常ということが分かればいいのです。「全ては無常で、瞬間しかもたないのが存在ですよ」とはっきり分かれば問題が解決するのです。 そういうことで、元素レベルまでものごとを分析しなければいけないはめにもなりました。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016 p131】

 
 
 

最新記事

すべて表示
ヴィパッサナー瞑想の対象

サマタ瞑想とは、精神的に向上することです。ヴィパッサナー瞑想は、清浄visuddhi に達することです。精神的に向上した人の心もある程度は清らかですが、汚れる恐れがあります。清浄に達する人々の心は、当然、精神的にも向上しています。清浄の七段階を紹介してから、アビダンマ・テキ...

 
 
 
観業処:⑦ 智見清浄

観業処:⑦ 智見清浄  学校の喩えでいえば、研究が何の問題もなく進んで、論文を提出して、卒業する段階です。 ヴィパッサナーの場合は、一方通行の高速道路に入ったので、当然、悟り・解脱を経験することになります。この段階が智見清浄です。【アルボムッレ・スマナサーラ、ブッダの実践心...

 
 
 
観業処:⑥ 行道智見清浄

観業処:⑥ 行道智見清浄  学校の喩えの続きです。五番目までに、自分の研究テーマを決めて、邪魔になる他の研究をすべて捨てたのです。その先は、自分が決めた研究テーマに沿った勉強や研究をひたすら進めます。そうして、どんどん成長していき、新たな発見をしていきます。そのような段階が...

 
 
 

コメント


bottom of page