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観方が変われば瞑想は成功

  • sapporobukkyoujuku
  • 8月4日
  • 読了時間: 1分

観方が変われば瞑想は成功 身の随観に出てきた九つの死体の観察瞑想にしても、普通の人間が全然観ようとしない角度で観ているのです。普通の人間が観る角度で観たら、いっこうに覚らないし、いっこうに智慧が生まれてこないのです。普通の人々が生きているのは「価値の世界」、つまり無智の世界なのです。価値の世界を破って覚るためには、お釈迦様が仰った通りの観方で、ものごとを観なくてはいけない。仏教でたくさんの瞑想法があるのは、そうやって観方を変えるための心の訓練なのです。観方を変えてしまったら、それで瞑想は成功したということなのです。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016 p132】

 
 
 

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