112 常に自分を改良するのが正しい生き方
- sapporobukkyoujuku
- 1月27日
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「自分が望む結果」だけを信じて行動を起こしてしまうのは、楽観主義といえます。その通りの結果になることはほとんどありません。この世の中のことは、すべてが無常なので何一つ決め付けることはできません。ですから、常に調整しながら行動することが正しい生き方なのです。その一つが性格の改良です。何かにしがみついたり、何かを決めつけておいたりせず、いつも「何か変化があれば自分を改良する」という心構えで生きることです。ですから、悲観的になったり楽観的になったりして、自分の生き方に色を塗ってしまうと正しく生きることはできません。「なんでもうまくいく」も「何もうまくいかない」も、とんでもない話です。どちらも捨てて、うまくいくように、良い結果が出るように、と精進を続けること。それが仏教の答えです。ですから仏教には主義はありません。『一瞬で心を磨くブッダの教え』第2章 仏教の教えを理解する《無常》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【苦しみをなくすこと 役立つ初期仏教法話3 (サンガ新書010,2007年) p120】
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