316 おかげさまで生きている
- sapporobukkyoujuku
- 2024年9月30日
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命というのは、一人で成り立つものではありません。生まれて一週間、生きていたら、一週間ぶん、「おかげさま」なのです。四十年生きたなら、どれくらい他の生命に生かされてきたかということなのです。他の生命が生かしてくれたのです。「他の生命のおかげで生かされています」ということを忘れると、もうはなしになりません。ご飯を作ってくれた人に「お前はバカだ。気持ち悪いんだ。オニだ。出ていけ。殺してやりたい」と言うでしょうか? いとも簡単に人を恨んだりするわれわれは、実はそういうことをやっています。恐ろしいことです。『一分で読むブッダの教え』第5章 仏教が教える「生きること」の本質《自我》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【怒らないこと2 役立つ初期仏教法話11 (サンガ新書043,2010年) p229】
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