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  • sapporobukkyoujuku
  • 4月22日
  • 読了時間: 1分

Vineyya loke abhijjhādomanassamの意味は「世界における貪欲と憂いを除いて住みます」です。このフレーズも解説する必要があります。身体の動きに気づいて観察すると、その人に他のことを考える余裕はないのです。過去や将来のことを考えて心配したり、妄想にふけって空想の世界に戯れたりする余裕がないのです。一般人は「いまの瞬間」という現在に生きることはしないのです。何をやっていても、頭はそのやっていることに集中しないで、過去か将来や、妄想などに走るのです。それで欲が生まれたり、怒りが生まれたり、憂い悲しみが生まれたりするのです。いまの瞬間に身体に触れることには、ほとんど欲・怒り・憂いなどは生まれません。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016、p.46】

 
 
 

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