top of page
検索

ものごとに目覚める

  • sapporobukkyoujuku
  • 2025年4月27日
  • 読了時間: 1分

 これで四つの項目について気づくべきだと、説かれたのです。この四つの項目は、大念処経の骨格です。気づきがメインテーマです。一般人は何にも気づかないで生きている存在でしょうか。それはあり得ない話なのです。私たちも、色んなことに気づいて生きているのです。しかし、それがなぜ修行にならないのでしょうか。我々の気づきは、決まって偏見です。主観です。何にでも気づくのではなく、自分にとって興味のあるものにだけ気づくのです。料理に興味ある人は、料理の本を買って読んだり料理番組を見たりするのです。お笑いに興味ある人は、番組表を調べて、お笑い番組だけ予約録画ボタンを押しておくのです。また、気に入らないこと、都合が悪いことに、あえて気づかないようにと頑張るのです。自分の都合で、主観で、偏見で、世を観察しても真理の発見はできません。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016、p.49】

 
 
 

最新記事

すべて表示
六番目の行道智見清浄:⑥ 脱欲智muñcitukamyatā ñāṇa

六番目の行道智見清浄:⑥ 脱欲智muñcitukamyatā ñāṇa  自分がいる状況は確実に危険であると分かれば、そこから脱出したくなります。自分の寝ている部屋が火事になってごうごうと炎が上がっていると発見したら、心は瞬時に脱出したいと思います。「きれいな部屋だったのに」「気に入っていたのに」「模様替えしたばかりだったのに」云々とは考えません。この喩えのように、修行者は一切の現象から脱出するべ

 
 
 
六番目の行道智見清浄:⑤ 厭離智nibbidā ñāṇa

六番目の行道智見清浄:⑤ 厭離智nibbidā ñāṇa  一切の現象は怖畏のみをつかさどるのが本性であるならば、現象に対する未練を捨ててしまうのが理性的です。おいしそうに見える食べ物がある。食べたいという気持ちもある。その食べ物を徹底的に調べてみたところ、少量服用しただけでも死に至る猛毒で汚染されていると発見する。その発見と同時に、その食べ物に対して今まで持っていた未練は跡形もなく消えるのです。

 
 
 
一切のものごとの短所を発見する

一切のものごとの短所を発見する  ありのままの現象を観察する修行者には、いとも簡単にすべての現象の短所が観えます。短所という言葉を使ったからといって、滅する現象に長所があるわけではありません。ただ怖畏だけ感じても、智慧は足りません。なぜ怖畏なのかと、明確に知った方がよいのです。言葉にすべき理由などはありませんが、現象はなぜ怖畏なのか、明確に発見します。「こういうわけで現象は怖畏です」というような発

 
 
 

コメント


bottom of page