top of page
検索

よく気づくとは「脳細胞を全部使う」こと

  • sapporobukkyoujuku
  • 5月31日
  • 読了時間: 1分

よく気づくとは「脳細胞を全部使う」こと  経典で教えられているように行なうためには、高度な集中力が必要になります。逆に言えば、実践しようとすると高度な集中力がそなわるのです。高度な集中力は智慧が起こるきっかけになります。正知の実践のために、休みなく頭をはたらかすことになるのです。同じ意味のことを私は「脳細胞を全部使ってください」と軽く説明しています。普通に使う集中力では足りません。我々は料理をつくるときも、仕事をするときも、他の何かをやっているときも、心は散漫になっています。集中力はないのです。ギューっと一箇所を見ようとはしません。散漫になった状態で生きているから、ストレスも溜まるし疲れてしまう。楽しくはないのです。強く集中して何かを行なうと、疲れません。行なっていることから喜びが湧いてきます。それから、何を行なっているのかとよく理解することもできるのです。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016.p80】

 
 
 

最新記事

すべて表示
用語の意味を知っている

用語の意味を知っている 三相は、現象の世界に関する真理です。涅槃は、現象の次元を乗り越えた境地の真理です。現象の世界に関する真理に、無常・苦・無我という三つの言葉のラベルを貼っているのです。 言葉に引っかかってはいけません。言葉の意味を知ったからといって、真理を知ったことに...

 
 
 
真理は一つですか?

真理は一つですか? 世の中で「真理は一つだ。二つは成り立たないのだ」という考えがあります。これは、ただ言葉として言っているだけのもので、真理を発見し、まじめに責任を持って発表している言葉ではありません。「それでも真理は一つでしょう」という考えは皆、持っています。ヒンドゥ教の...

 
 
 
ヴィパッサナー瞑想の対象

サマタ瞑想とは、精神的に向上することです。ヴィパッサナー瞑想は、清浄visuddhi に達することです。精神的に向上した人の心もある程度は清らかですが、汚れる恐れがあります。清浄に達する人々の心は、当然、精神的にも向上しています。清浄の七段階を紹介してから、アビダンマ・テキ...

 
 
 

コメント


bottom of page