ヴィパッサナー瞑想における呼吸の観方
- sapporobukkyoujuku
- 5月12日
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ヴィパッサナー瞑想における呼吸の観方 この経典で説いているのは、samādhi 瞑想ではなくて、vipassanā(ヴィパッサナー)瞑想の世界です。私は自分の意見として、普通の常識的な読みとして、「身体全体」でいいのではないかと思っています。ですから、「長く吸っています」と言ったら、長く吸っている、というエネルギーが身体全体に行きわたってしまう。それから「長く吐いています」と言ったら、長く吐いている、というエネルギーが身体全体から出て行くということです。結局エネルギーなのです。吸ったということはエネルギーだから、全体に行きわたるはずなのです。振動にしても、どこかに触ったらその振動がずぅっと先まで行くでしょう。それを感じられるくらい我々は敏感か、敏感でないかということなのです【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016、p.62】
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