全ての現象に目覚める
- sapporobukkyoujuku
- 4月28日
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理論的には、一切の現象に気づかなくてはいけない、ということになります。始めから無理な話です。お釈迦様が一切の現象を四つの項目に分けます。その項目は、身・受・心・法なのです。この四つに一切の現象が入るのです。人間の認識順序から言うと、まず自分がいることに気づきます。それから、外の世界もあることに気づきます。修行はこの順番で行くのです。まず、自分の存在を身・受・心・法に合わせて観察する。それから、その他の現象も身・受・心・法に合わせて観察するのです。そのやり方で、全ての現象に目覚めることになるのです。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016、p.50】
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