top of page
検索

固体と液体に分けて見る

  • sapporobukkyoujuku
  • 6月17日
  • 読了時間: 1分

固体と液体に分けて見る 身体を分解して部品単位でみてみるのですが、それを医学的にキメ細かくやる必要はない。「観たらこんなものがありますよ」というくらいです。 胃、大腸、小腸と口から下までセットにして、antaṃ という一言で、食べものが流れる臓器をまとめています。それから腸を外に出そうとしても膜やら血管やら色んなものが繋がっていて出せない。それをantagunaṃ という言葉でまとめている。胸を観たら、大きく肺が見える、心臓が見える、それからお腹のほうで肝臓とか腎臓が見える。そんな感じで簡単に分けていて、それから硬いもの、骨とか骨髄を挙げる。ここまでは固体(①~⑲)で、それから液体のリスト(⑳~㉛)になります。固体と液体に分けて見ているのです。唾液や、鼻水や、涙や、あぶらや、脂肪や、尿といった液体があるのだと。そこで関節のなかも、関節を破ったら液体・滑液が出てきます。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016 p91】

 
 
 

最新記事

すべて表示
用語の意味を知っている

用語の意味を知っている 三相は、現象の世界に関する真理です。涅槃は、現象の次元を乗り越えた境地の真理です。現象の世界に関する真理に、無常・苦・無我という三つの言葉のラベルを貼っているのです。 言葉に引っかかってはいけません。言葉の意味を知ったからといって、真理を知ったことに...

 
 
 
真理は一つですか?

真理は一つですか? 世の中で「真理は一つだ。二つは成り立たないのだ」という考えがあります。これは、ただ言葉として言っているだけのもので、真理を発見し、まじめに責任を持って発表している言葉ではありません。「それでも真理は一つでしょう」という考えは皆、持っています。ヒンドゥ教の...

 
 
 
ヴィパッサナー瞑想の対象

サマタ瞑想とは、精神的に向上することです。ヴィパッサナー瞑想は、清浄visuddhi に達することです。精神的に向上した人の心もある程度は清らかですが、汚れる恐れがあります。清浄に達する人々の心は、当然、精神的にも向上しています。清浄の七段階を紹介してから、アビダンマ・テキ...

 
 
 

コメント


bottom of page