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心・法の随観

  • sapporobukkyoujuku
  • 4月25日
  • 読了時間: 1分

citte cittаnupassī viharati ātāpī sampajāno satimā vineyya loke abhijjhādomanassam, dhammesu dhammānupassī viharati ātāpī sampajāno satimā vineyya loke abhijjhādomanassam心において心を観つづけ、熱心に、正知をそなえ、念をそなえ、世 界における貪欲と憂いを除いて住みます。もろもろの法において法を観つづけ、熱心に、正知をそなえ、念を そなえ、世界における貪欲と憂いを除いて住みます。三番目は citte 心において、cittānupassi 心のままに観察していくのです。四番目は dhammesu法において、dhammānupassi 法のままに観察します。 Dhamma というのはパーリ語で、もっとも広い意味に使う単語なのです。ブッダの教え、真理、世の常、法律、正しい、法則、現象、などなどの意味があります。ここでは、kāya身と vedanā受と citta心を除いた、他の諸々のことだと仮に理解しておきましょう。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016、p.48】

 
 
 

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