愁いと悲泣を乗り越える
- sapporobukkyoujuku
- 2 日前
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愁いと悲泣を乗り越える 〔目的の〕二番目は、「sokaparidevanaṃ samatikkamāya 愁いと悲泣を乗り越えるために」です。この瞑想をすれば愁いも悲泣も乗り越えられる。しかし、奇跡が起こるということではありません。『Mahāsatipaṭṭhānasutta 大念処経』を実践すればもう地震は起きないとか、刀で襲われても身体が切れないとかいうことではないのです。人間であるかぎり、死んだり、親戚が亡くなったり、自分の身体も病気になって倒れたり、壊れたりはします。しかし、やっぱり愁いと悲泣は乗り越えているのです。そんなことにはメゲない、あまり気にしない、ビクともしないのだと。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンンガ2016、p.27】
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