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気づきの実践によって乗り越える

  • sapporobukkyoujuku
  • 4月9日
  • 読了時間: 1分

sokapariddava は外に起きる出来事で、dukkhadomanassa というのは自分に起きる出来事で、どちらにしても人間は大変苦しみを味わってしまうのです。良いものではないのです。そういうものによって、人間の幸せ、やすらぎ、心の安定というのは壊れてしまうのです。自分の子供が死んじゃったら、死んだのは子供だから自分には関係ないと思えますか? 私には関係ないんだと。なんで私は悲しむのかと。全然そんなことはできないでしょう。ですから他人の不幸も、自分の心の安定、やすらぎを壊してしまうのです。自分に起こることも自分の心の安定、やすらぎを壊してしまう。でも、そのどちらも気づきの実践によって乗り越えることはできるのです。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンンガ2016、p.30】

 
 
 

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