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直前と直後の因縁

  • sapporobukkyoujuku
  • 2月7日
  • 読了時間: 1分

直前と直後の因縁

 ヴィパッサナー実践とは、今の瞬間の身体の感覚を確認することから始まります。「今の瞬間」というのは理解しがたいので、歩く・立つ・座る、という三つの行動をおこないつつ、そのときの身体の動きを確認します。確認作業を失敗なくおこなうために、「実況中継する」というやり方を取り入れたのです。別な言葉でいえば、感覚にラベリングします。そこまではみなさん方もよく知っています。

 ラベリングはふだんおこなわないことですから、慣れるまでには時間がかかります。慣れてきたら、身体の動きを確認するときは、身体の感覚変化も明確に分かってきます。それから感覚をラベリングすることにするのです。例えば「左足を上げます」とラベリングする場合は、修行者の集中力は上がる左足の感覚変化につくのです。足を上げる、運ぶ、降ろす、とは物質の動きなので、結構遅く起こります。しかし集中力が感覚についたら、感覚の変化は確認できそうもない速さで起こることを発見するでしょう。

【アルボムッレ・スマナサーラ、ブッダの実践心理学第8巻、株式会社サンガ2013 p104

 
 
 

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