群盲象を撫でる
群盲象を撫でる
世のなかの思想・哲学は、アダムとイヴの神話物語みたいに何の根拠もない妄想だと切り捨てることもできないのです。正直な人は、何かの証拠があって自分の意見を語るのです。また別の人が、それに対立した反対意見を出すのです。そちらにもそれなりに証拠があるのです。その二人の間で「誰が正しいか決めましょう」ということになると、終わりが成り立たない議論の流れが起こるのです。実は、人の意見は認めるわけにはいきませんが、きれいに否定することも難しいのです。そこで人は、疑のままでいるはめになるのです。
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