解脱の説明は、間接的
- sapporobukkyoujuku
- 11月2日
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解脱の説明は、間接的 お釈迦様が説かれた解脱の説明は、間接的です。例えば、“一切の苦しみを乗り越えた境地”、“生死を乗り越えた境地”、“超越した境地”、“不死なる境地”などと説明されています。また、否定形の形容詞で語られた言葉もたくさんあります。“不貪不瞋不痴の境地”、“輪廻転生しない境地”、“再び生まれない境地”、“不生不死の境地”などです。否定形の形容詞は、解脱について、分かったような分からないような気にさせます。なぜならば、そこで否定されている無常・苦・生・死・貪瞋痴・煩悩などは一般常識で理解できるからです。それらの否定なので、分かったような分からないような気がするのです。【アルボムッレ・スマナサーラ、ブッダの実践心理学第8巻、株式会社サンガ2013 p55】
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