解脱を三種類にしている
- sapporobukkyoujuku
- 11月7日
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解脱を三種類にしている 修行者は実践している過程で、苦に気づいたり、無常に気づいたり、まれに無我に気づいたりもします。しかし修行が最終段階に入ると、無常・苦・無我の一つに集中するのです。いずれに集中するのか、ということは、その個人次第です。無理に、意図的に、一つを選ぶことはできません。ですから修行者は、無常を発見して解脱に達するか、苦を発見して解脱に達するか、無我を発見して解脱に達するか、いずれか一つになります。この差を説明するために、解脱を三種類にしているのです。【アルボムッレ・スマナサーラ、ブッダの実践心理学第8巻、株式会社サンガ2013 p57】
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