top of page
検索

身体に好き嫌いは成り立たない

  • sapporobukkyoujuku
  • 6月18日
  • 読了時間: 1分

身体に好き嫌いは成り立たない 皆さん、身体を分解して部品単位で観たら、身体がきれいなものだとは思わない。がっかりするのです。そのときは美人もブスも存在しないから。そういう目で見ると、皆同じことです。それで私はこの人のことをすごく好きだとか、この人のことをすごく嫌いだとか言っても、身体を開けてみたら好きも嫌いもないでしょう。「あなたのハートが好きですよ」という人がいても、実際に心臓を見せたら逃げ出すかもしれません。心臓として観ると、男性も女性も、若者も老人も、美人もブスも、関係がないのです。皆、似た心臓を持っているのです。心臓を観たところで、なんて美しい人でしょうか、などの感情は起こるはずもないのです。どんな人を見ても、冷静でいることができるのです。束縛も憎しみも起こらないのです。それこそ、心の自由なのです。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016 p91】

 
 
 

最新記事

すべて表示
用語の意味を知っている

用語の意味を知っている 三相は、現象の世界に関する真理です。涅槃は、現象の次元を乗り越えた境地の真理です。現象の世界に関する真理に、無常・苦・無我という三つの言葉のラベルを貼っているのです。 言葉に引っかかってはいけません。言葉の意味を知ったからといって、真理を知ったことに...

 
 
 
真理は一つですか?

真理は一つですか? 世の中で「真理は一つだ。二つは成り立たないのだ」という考えがあります。これは、ただ言葉として言っているだけのもので、真理を発見し、まじめに責任を持って発表している言葉ではありません。「それでも真理は一つでしょう」という考えは皆、持っています。ヒンドゥ教の...

 
 
 
ヴィパッサナー瞑想の対象

サマタ瞑想とは、精神的に向上することです。ヴィパッサナー瞑想は、清浄visuddhi に達することです。精神的に向上した人の心もある程度は清らかですが、汚れる恐れがあります。清浄に達する人々の心は、当然、精神的にも向上しています。清浄の七段階を紹介してから、アビダンマ・テキ...

 
 
 

コメント


bottom of page