身体の前面
- sapporobukkyoujuku
- 5月6日
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身体の前面 呼吸は身体の前面に起こるはたらきです。ですから身体全体の前面を感じて、呼吸の観察を始めるのです。鼻の先に集中することになると、サマーディの呼吸瞑想になります。たいした違いはないでしょう、と思われるかもしれません。しかし、とてつもない違いなのです。前面に集中して観察をすると、瞑想は自動的に受の随観に進みます。呼吸瞑想の場合は、集中力だけ高くなっていくのです。そのときは色々新たな経験が起こりますが、ヴィパッサナーの方向へは行けません。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016、p.58】
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