top of page
検索

集中力と智慧の関係

  • sapporobukkyoujuku
  • 3 日前
  • 読了時間: 1分

集中力と智慧の関係 集中するだけで智慧は生まれません。貪瞋痴の感情をかき回すものにも簡単に集中できます。映画・音楽などに夢中になるためには、何の訓練も要りません。好きなことをやり続けるためには、特別な訓練も修行も要りません。何かに夢中になるとは、いたって簡単にできることです。夢中になることは一種の集中力でもあり、それによって当然、楽しみも生まれるのです。しかし、智慧が現れて理性の人間にならないでしょう。頭が良い人間にならないでしょう。悪い性格が改良されて人格完成者にならないでしょう。ですから、集中力だけで智慧が現れるとは言えないのです。言えるのは、集中力がないと智慧もない、ということです。正しい方法で集中力を育てて、同時に智慧も起こるように気を付けなくてはいけないのです。【アルボムッレ・スマナサーラ、大念処経、株式会社サンガ2016.p82】

 
 
 

最新記事

すべて表示
「正知」して「承知」すること

「正知」して「承知」すること 目で何かを見るならば、まっすぐ見るときも、首を回しながら見るときでも、きちんと確認して、sampajāna・正知しながら見るのです。日本語でショウチという場合、正知と承知と、二通りの字があります。この場合、どちらのショウチでもいいのです。Sam...

 
 
 
Sati の実践とsamādhi 瞑想

Sati の実践とsamādhi 瞑想 Sati の実践は、samādhi 瞑想とは違います。Samādhi 瞑想を実践するときは、呼吸などの何か一つの対象に徹底的に集中すれば良いのです。Sati の実践と比較してみると、samādhi...

 
 
 
安心で良いものに集中

安心で良いものに集中 楽しむために、食べ物・服装・芸術・旅行・趣味などに頼る道は危険です。興味を失ったら、乗れなくなります。楽しみがなくなるのです。他の頼るもの・乗れるものを探さなくてはいけなくなるのです。実際の楽しみは集中力によって生まれるのだと理解したほうが安心です。そ...

 
 
 

Comments


bottom of page