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札幌仏教塾
096 理性のある人は現在に集中する
見たり、聞いたり、嗅いだり、味わったり、触ったり、観察したりできるのは、今現在のことだけです。腐っている食べ物のにおいを嗅いでも、買ったときのにおいはわからないでしょう。現在のものは、嗅ぐこともできる。触ることもできる。味わえる。観察することもできるのです。状況が悪ければ変...
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2024年2月4日読了時間: 1分
095 性格を計画的に変えよう
性格は死ぬ寸前まで変わり続けるのです。日々年を取ることも、体という環境の変化です。年を取るたびに性格が変わる。住む場所、する仕事、付き合う人々、ペットなどによっても性格が変わるのです。けれども、どのように変わるかは、わかりません。ですから、理性に基づいて計画的に性格を変えた...
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2024年2月3日読了時間: 1分
094 自分は不完全だと考えよう
ストレスがたまらないようにするにはどうすればいいかという問題を考えてみましょう。ストレスがたまらなければ、ストレスを解消する必要もなくなるからです。まず必要なことは、自分は不完全でいいのだと認めることです。我々は大した存在ではありません。ロクな人間ではないのです。大して美人...
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2024年2月2日読了時間: 1分
093 吉凶は自分で決める
運勢をあてにするということは、自信がない、勇気がない、判断力が鈍い、明確に考えたくないということです。これはとてもカッコ悪いのです。まあ、遊びとして占いを読むのならどうってことないのですが、運勢をあてにするほど惨めで恥ずかしいものはありません。占いではなくて、「自分自身が今...
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2024年2月1日読了時間: 1分
092 自分を守る言葉
自分の中にある無智というものが自分の敵なのです。「自分が自分を敵にまわしている」のです。「私が私の敵である」「己の敵は己である」というのはすごい言葉です。認めたくはないと思われるでしょうが、これは自分を守ってくれるすごく格好いい言葉です。私たちは「敵は他人だ」と思っているで...
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2024年1月31日読了時間: 1分
091 怒りを確認することが大事
私たちは怒ったら、怒りを「認識」はしないのです。感情というのは、次から次へと同じものを生み出しますから、怒ったら次の瞬間の感情も怒りなのです。怒りが生んだ結果だからよい結果ではありませんし、それが生む結果もまたよい結果ではない。そこで同じ感情を長い時間つなげてしまうのです。...
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2024年1月30日読了時間: 1分
090 悪口で不幸になるメカニズム
悪口は、平和を壊す言葉です。怒りの心です自分にとって気に入らない他人のあれやこれやを並べたてます。しかし、欠点のない人などいるでしょうか。欠点は誰にでもあって当たり前ですから、本当は優しく教えてあげたりしなくてはいけないものです。それなのに、世の中の人は「君はまったくけしか...
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2024年1月29日読了時間: 1分
089 「欲」はコントロールできる
「欲」はどうにも手のつけようのない本能のように見えるかもしれませんが、理解さえすれば簡単にコントロールできます。「欲しい」と「必要」を区別するだけで、コントロールできるのです。自分の欲の対象になるものは区別します。そして、欲しいものはできるだけ少なくするの...
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2024年1月28日読了時間: 1分
088 正直者がよいわけではない
「自分に正直」には、よい場合と悪い場合があります。自分に正直といっても、わがままや怒りや憎しみをはじめとする感情が起こります。その自分の感情に正直になり、人を怒鳴ったり人に迷惑をかけたりしてしまうと、正直であっても、よいわけではないのです。『一分で読むブッダの教え』第2章...
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2024年1月27日読了時間: 1分
087 自分を直せば幸福に生きられる
感情というものは、外部から大きな影響を受けますが、それもこれもひっくるめて、やはり根本においては個人しだいです。「怒るのも、愛情をつくるのも、その個人の勝手である」ということを、まず理解してください。怒るのは誰のせいでもなく「私のせい」なのです。逆に言えば、我々にはわずかな...
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2024年1月26日読了時間: 1分
086 もつべき価値観
「すべての悪をしないこと、一切の善行為を行うこと」そういう教えを価値観として心に入れると、心がしっかりして、すごく安定して、何の不安もなくなるのです。複雑な世の中にあっても、ニコニコとしながら「金持ちもいるし、貧乏人もいる」と、落ち着いて生きることができます。『一分で読むブ...
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2024年1月25日読了時間: 1分
085 比べない気楽さ
人と比べる気持ちは、あればあるほど、生きづらいです。「あの人は上手だ、あの人は下手だ」など、そういうことで、皆、どれほど苦しんでいることでしょう。それさえ捨ててしまえば、何のことはありません。何を言われても平気でいられます。他人をみて、「この人はこうだから、自...
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2024年1月24日読了時間: 1分
084 欲はなくすもの
欲には限りがありません。つまり、満たせるものではないのです。欲を追うことは蜃気楼を追うことなのです。期待が叶う日はけっして来ません。それどころか、追うとひどい目に遭います。蜃気楼を追っても追っても、水にはたどり着かず砂漠で死ぬことになるでしょう。同じように、欲を追っても追っ...
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2024年1月23日読了時間: 1分
083 欲をなくせば大幅に幸せ
仏教では、三大煩悩の最初に「貪り・欲」をもってきています。「三大煩悩=貪瞋痴」について簡単に言えば、痴(無智)はベースではたらき、目立って見えるのは貪(欲)や瞋(怒り)です。欲と怒りはコインの表裏のようなもので、表側が「欲」です。欲が先なのです。ですから、欲が克服できれば、...
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2024年1月22日読了時間: 1分
082 妄想のとりこになって怒るな
良いことや役に立つことだったら、覚えていてもいいのですが、それはさっさと忘れてしまいます。一方で、相手が間違ってちょっと言い過ぎたことや、気がつかないでちょっと言って気に障ったことだけを、徹底的に覚えています。考えれば考えるほど、どんどん怒りの感情が生まれてきて、体を壊して...
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2024年1月21日読了時間: 1分
081 妄想はとても危険な代物
世界にある一切の精神病の原因は、まとめて、たった一つ。「妄想」です。現代心理学は、妄想をぜんぜん気にもせずに、いろいろな病名をつくり出します。精神医学の世界では、もしかすると十万 ~ 二十万種類くらい病名があるのではないかと思うほどです。しかし実際、医者がやっているのは、病...
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2024年1月20日読了時間: 1分
080 「思う」はあてにならない感情の流れ
「我は思う。ゆえに我あり」ではないのです。真理は「認識によって『我あり』とい幻覚が生じる」ということです。「思う」とはどういうことでしょうか。瞬間瞬間、無数のことを思うのです。子供のときと若いときでは、思うことはまったく違います。おとなしい人が犯罪者になったり、犯罪的な思考...
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2024年1月19日読了時間: 1分
079 不完全な言葉を回転させて恨み続ける
赤ちゃんは、花を見たら笑うし、お母さんにきつく言われたらすぐ泣きますが、それで終わってしまいます。すごく心の中はきれいです。過去の嫌なことを、ぐちゃぐちゃと言葉で考えて反芻(はんすう)したりはしません。誰の頭も、赤ちゃんのように柔らかでいてほしいのです。でも、大人は違います...
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2024年1月18日読了時間: 1分
078 生きるのを邪魔する妄想
人々は、あらゆる失敗の原因を妄想の中で探します。生きることは誰にとっても、楽なものではありません。毎日、大変です。その都度、その都度、出合う問題に客観的に立ち向かわなくてはいけません。父親が厳しかったから、片親に育てられたから、家は貧乏だったから、運や運勢が悪いから、墓参り...
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2024年1月17日読了時間: 1分
077 知識学問、妄想は失敗を生む
世の中は誤知でできている世界ですから、認識、知識といわれるものは、何のことはない、間違いです。しかし、人は勉強しなくてはいけません。牛は学問がなくても生きていられますが、人間は学ぶことなしに生きるのは無理です。しかし、一生懸命勉強して、養った知識に基づく行動さえも、失敗した...
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2024年1月16日読了時間: 2分
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