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札幌仏教塾
178 母の前では子供で甘える親孝行
我々は世間で何者であっても、母親の前では子供です。それが親孝行ということなのです。ですから、素直に母親の前ではしっかり子供に戻りるんです。一言でいえば、母親に甘えたりするのがいちばんいいんですよ。お母様は大変かもしれませんけどね。しかし、それで母親は精神的に元気になります。...
sapporobukkyoujuku
2024年4月26日読了時間: 1分
176 親孝行の一言
親というのはおかしなもので、ただ「お母さん、お父さんのことが世界一好きですよ」と子供が言うだけで、充分なのです。散々苦労をかけられた子供でも、その一言でぜんぶの苦労を帳消しにしてしまうのです。『一分で読むブッダの教え』第3章...
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2024年4月24日読了時間: 1分
175 親孝行とは何か
親孝行というのは、親を喜ばせて自分を満足させるためにあるものではありません。自分のすべては借り物であり、何者でもない。周囲の人に支えられて生きてきたのだ ― ― そういうことを自覚するために恩返しをするのです。親に喜んでもらって、自分も嬉しくなるために親孝行していては駄目で...
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2024年4月23日読了時間: 1分
174 子供に先立たれたら、一番の供養は善行
初期仏教では、日本の仏教と違って、遺族が自分で立派な人間になって、しっかりと人々を助けて生きなければ供養にならないのです。ですから、子供に先立たれ、死んだその子をすごく心配に思うなら、人々を助けたり社会に貢献したりして善いことをして生きること。そうすればその衝動になったのは...
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2024年4月22日読了時間: 2分
173 子が自立する育て方を
家族はいくらけんかしても心は通じ合っているから、社会では強いのです。しかし、自立するときはそれでは駄目です。親の責任というのは自立させることであって、それこそが愛情なのです。「うちの子はもう手がかかりません、一人で勝手にやっていますよ」と、自立して離れていることを自慢するく...
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2024年4月21日読了時間: 1分
172 どう生きるべきか、真剣に学ぶべき
教育とは生き方を教えることです。だから、お箸のもち方や、ご飯をこぼさないようにすることや、「いただきます、ごちそうさま」と言うことを、親が教育をしているのです。それは生き方を教えていることです。学校にあがってからも、教えるべきなのは「生き方」です。ずーっと死ぬまで、どのよう...
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2024年4月20日読了時間: 1分
171 子供の美しい生き方
子供にとって理想的なのは、ぶらぶら寄り道をしながら、遊びながら、ふざけながら、ゆっくり帰るようなスタイルです。子供たちが当然知っている、学校から家までの道を、自分の考えでいろいろ遊んで帰るのです。学校から出たら、グループで走っていって、公園で遊んだりします。そのうち、またほ...
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2024年4月19日読了時間: 1分
170 子育ては人格改良のチャンスでもある
自己中心的で、わがまま好き勝手で、他人に対して何の思いやりもない人間にとっては、子供が生まれることは革命的な出来事です。人格が変わるのです。自我が薄くなるのです。慈しみ、思いやり、やさしさなどの性格が表れるのです。この点では、心の成長です。愛着でなく、慈しみで、憐れみで、献...
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2024年4月18日読了時間: 1分
169 社会貢献のポイントは「正しい相互依存」
我々大人が、子供たちに教えてあげるべきことは、「あなたは自分の幸福のために、何を他人に与えているのか」ということです。この「自分の幸福のために」という言い方が必要です。これが、相互依存ということです。 ただ単に「あなたは他人様に何をしてあげているのですか?...
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2024年4月17日読了時間: 2分
168 教えるべき正しい生き方は「貢献する生き方」
「私は何をすればいいのか」「自分はどんな仕事に向いているのか」、これは現代人、特に若い人によくある悩みです。たとえば、高校を決めるとき、大学を決めるとき、仕事を決めるときなどにどうしたらいいかを悩むぶんには大きな問題にはなりません。それぞれの時期に二週間くらい悩めばいいので...
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2024年4月16日読了時間: 2分
167 障害のある子が産まれたら、という心配は無用
我々は、宇宙の法則を自分の好き勝手に変えることはできません。私の人生はこうであるべきです、私に生まれてくる子供はこうであるべきです、障害のある子など産まれるはずがありません、などと考えているのは傲慢(ごうまん)すぎ、ということでしょう。そんなに傲慢に思うならば、「冬は寒いか...
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2024年4月15日読了時間: 1分
166 育児書はいらない
育て方とか抱き方とか、あまり本で勉強してしまうと、現実から離れてしまいます。子供の抱き方はそれぞれの子によって違っていて、決まった抱き方はありません。子供は母親を幾人も知っているわけではなくて、産んだ人しか知りませんから、その人の抱き方が正しいと思います。ですから本はいりま...
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2024年4月14日読了時間: 1分
165 ユーモアのある言い方・暮らし方を
子どもがなにかしてしまったとき、つい感情的になって「こら!」と言ってしまいますが、それはアウトです。子どもの脳は成長しません。脳は楽しいとき成長するものです。嫌な気分になったら脳が萎縮します。みななんの躊躇もなく、子どもを叱るのですが、子どもが嫌な気分になって脳が萎縮するこ...
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2024年4月13日読了時間: 1分
164 子を自分の思い通りにするのは法律違反
母親が執着して子供を育てるということは、恐ろしい罪を犯すことにほかなりません。いわゆる個人の人権を侵害していることなんです。いわゆる個人の人権を侵害しています。人間はみんな独立しているんだから。子供は一瞬たりともけっして、自分を母親の所有物と思うことはないんです。なのに母親...
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2024年4月12日読了時間: 2分
163 子育ての心構え
生きることがまず大事なのであって、ほかのものは道具だという仏教の論理が必要だと思いますよ。生きるということがまず前提で、基本で、土台なんです。その上で、いろいろ道具を作っていくだけだから、いかに楽しく幸せに生きているのかということから外れてはいけない。子供を産んだ母親は、「...
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2024年4月11日読了時間: 1分
162 親のマインドコントロールは悪くない
親を素直に信頼しない人間は、社会でむちゃくちゃマインドコントロールされます。特に反社会活動には簡単に利用されます。親を信頼する人々は、社会でマインドコントロールされて操られても、犯罪を起こすまでにはいかないのです。親のしつけを忘れられないのです。『一分で読むブッダの教え』第...
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2024年4月10日読了時間: 1分
161 慈しみは魔法の鍵
「生きとし生けるものが幸せでありますように」これを念じるのです。忘れないように、呪文のように繰り返し繰り返し、唱えます。声に出してもいいですし、心の中で繰り返してもいいです。「呪文のように」と言いましたが、この言葉は実際は呪文ではなく、これを繰り返し念じていくと、理論的に効...
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2024年4月9日読了時間: 1分
160 言葉に気をつけて話す
「口は災いのもと」という日本のことわざがあります。それはその通りで、確かに正しいのですが、私は「耳は災いのもと」と言いたいです。 世の中の人がしゃべることは、自分の感情を表現しているだけです。それをまともに聞くからトラブルになります。多くの人は、言葉を聞くと、そのまま受けと...
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2024年4月8日読了時間: 1分
159 言われたことを気にしない
世の中で、人は、本当に「語っている」と言えるのでしょうか。答えは「否」です。よく見てみてください。たいがいは、口から精神的なストレスを発散させているだけです。ですから、「この人はああ言った、こう言った」「なんでこんなことを言うのだ、けしからん!」と目くじらを立てて怒る必要は...
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2024年4月7日読了時間: 1分
158 ユーモアある話術で話す意義
ちょっとキツい話を人に伝えるとき、どのような態度で話したらよいでしょうか。しかめっ面で厳しい言葉で言うよりは、穏やかに笑いながら相手が聞きたくなる話術で、また簡単に覚えられるように工夫して話したほうがよいに決まっています。怒ってものを話すより、笑って話すことで誰でも耳を傾け...
sapporobukkyoujuku
2024年4月6日読了時間: 1分
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