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札幌仏教塾
183 幸福・楽しみは自分でつくるもの
自分の楽しみは人がつくってくれるものではありません。他人は自分のことで精一杯。あなたを幸せにする暇も義務も義理も、他人にはないのです。幸せとは他人から得るものだと思うのは、勘違いもいいところです。幸福・楽しみは自分自身でつくるものです。自分で大いに笑って、雰囲気を明くして、...
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2023年6月23日読了時間: 1分
182 皆に賛同される生き方をする
個性が大切だといいますが、実際に個性を出すとどうなりますか? 子供なら仲間に責められるし、先生にもクタクタにやられます。下手をすると退学になるかもしれません。だから私は「個性、個性といくら言われてもやるなよ」と言います。子供たちには「個性が大切だ」ではなくて、「君一人では何...
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2023年6月22日読了時間: 1分
181 性格が一番大事
仏教には、倫理学という言葉はありません。あるのは「生き方」なのです。生 き方には、正しい生き方と間違った生き方があります。学校だったら、 先生と生徒がいます。 先生が先生と喋る場合は、喋り方があるのです。先生に「この野郎」というのは間違いです。倫理学と呼ぶような大げさなもの...
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2023年6月21日読了時間: 2分
180 子育ての幸せは無常のおかげ
無常でなければ、日常の楽しみ、喜び、幸福などは何一つとして成り立ちません。楽しみも幸福も、すべて無常のおかげなのです。男女を問わず、ほとんどの人が一番の楽しみを感じるものがあります。それは「子育て」です。子育ての楽しみは、毎日の変化です。子育てでは「次」に何が起こるか、まる...
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2023年6月20日読了時間: 1分
179 子育てに失敗するのは、執着がありすぎるから
子育てにしても、みんな失敗するのは、執着がありすぎるからです。「子供は私とは別な人間です。私は預かっているのです」という感じでいいでしょう? 人間様ですからね、けっこう気をつけて、丁寧に面倒を見なくてはいけません。別の人間として、「ああ、この子は頭が良さそうだな」「この子は...
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2023年6月19日読了時間: 1分
178 面白がってやれば、うまくいく
子供はいつでもストを起こします。座り込んで泣く。動かない。何とかして心を面白くしてあげれば、ストを起こしている子供がまた面白がって、立ち上がって走りだします。子供の状態を見ると、身体と心の関係は明確です。面白くなると、身体も軽く動く。子供は別に、わざとやっているわけではない...
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2023年6月18日読了時間: 1分
177 他人を心配するという幸福を体験する
なぜ子供はかわいいのでしょうか? 子供は、大人である自分が何かしてあげなくてはいけない存在だからです。動物の子供を見ると思わず触りたくなるように、手を貸すべき存在を前にしたとき、私たちの心には他の生命に対する優しさが生まれます。子供は、誰かが何かしてくれることを期待していま...
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2023年6月17日読了時間: 1分
176 赤ちゃんの恐怖感を安心感で緩和する
子供にはおっぱいやミルクだけではなく、精神的な栄養も必要です。一番わかりやすい精神的な栄養とは、愛情と安心感です。誰の脳にも恐怖感がありますが、赤ちゃんの場合は、まず恐怖感が先立っています。生まれたばかりの赤ちゃんは、怖くてたまらないのです。なぜなら、生まれるときにすでに恐...
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2023年6月16日読了時間: 1分
175 子供には仲間意識を持って教える
あなたが子供に何か教えたいなら、ただ、みんなとハチャメチャにはしゃいで、ごちゃごちゃ言いながら、突然「これはこういうことだよ」とか、「これは、君は知らないと思うけど、特別に教えるね」とか、そんな感じで教えればいいのです。そのとき、けっして真剣な顔をしてはいけません。子供は、...
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2023年6月15日読了時間: 1分
174 赤ちゃんの存在欲と怯えに理屈はない
生まれてすぐの赤ちゃんを見てください。「生きていきたい」というのと、すごい怯えが両方、入っています。最初は誰が抱っこしても大丈夫です。周りを見ないからです。生まれた当初は、けっこう看護師さんなどが抱っこして面倒を見てあげているものですが、そのころはまったく世界を見ていません...
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2023年6月14日読了時間: 1分
173 文化基準ではなく、地球基準の道徳を
日本云々という文化の枠を取り払って、「人間」の生き方として道徳を考えれば、みんな同じ地球の住民ですから、「自分には合わない」「嫌だ」ということは誰にも言えなくなります。たとえば、なるべく自分の意見を押し出さないという日本文化があるならば、「自分の意見を言う場合は、相手が嫌だ...
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2023年6月13日読了時間: 2分
172 親子それぞれに生き方がある
親たちが子供に寄生するという現象のせいで、子の「独立」が問題化してしまうのです。本来、親は子供の面倒を適当に見てあげて、それからは自分の人生をがんばらなくてはいけません。男であれ女であれ、大人は社会人として、やらなくてはいけないことがたくさんあります。それをサボったら、自分...
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2023年6月12日読了時間: 1分
171 親の仕事は道徳を教えること
人間は元来、わがままで好き勝手な性分です。そのままでは社会で生きられないので、何が善いことで、何が悪いことか、という道徳を親が子供に教えなくてはいけないのです。何だかんだ行っても、親の仕事とは「道徳を教えること」に尽きます。つまり、善悪を教えることです。善悪を知っている人は...
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2023年6月11日読了時間: 1分
170 赤ちゃんが泣くのは、過去生の思いの影響
赤ちゃんを観察すると、この世に慣れるまでいかに闘っているかを推測できます。赤ちゃんというのは、えらい乱暴者です。何も自分でできないわりに、「あれが嫌、これが嫌」とわがままで、泣いてばっかりです。まったく手に負えません。それは、赤ちゃんが生まれたばかりで、この世のことにまった...
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2023年6月10日読了時間: 1分
169 子供は無条件にかわいい
言わずもがなのことですが、子供は本当にかわいいものです。おもしろくて、いくら見ていても飽きません。我が子に限らず、一般的に子供全般、子供そのものが、本当にかわいいのです。自分の子供に対しては、どうしても「私の子」という目で、所有物のように執着を持って眺めがちです。そういう狭...
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2023年6月9日読了時間: 1分
168 心を清らかに保つことが何よりの胎教
現代では、お腹にいる赤ちゃんへの胎教(胎児教育)や幼児教育などが商売にもなっていますね。仏教はそれらに反対の立場です。なぜなら、まず胎教や幼児教育の研究があいまい中途半端で、科学的ではないからです。科学的根拠の怪しい胎教に一生懸命になるくらいなら、もっと生命の法則や自然法則...
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2023年6月3日読了時間: 1分
167 最後は子どもを「独立した他人」として見る
親子関係の最終段階とは、親のほうから親子関係を切って一人になることです。何も悩んではいけません。「自分が思った通りに子育てできなかった」などと悩むと、死後、低いレベルのところに堕ちてしまいます。認知症の方が子どもに対して「あなたは誰ですか?」というような気持ちに、正気のまま...
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2023年6月2日読了時間: 1分
166 不幸になる親子関係は切ってもいい
家族が協力し合って、いたわり合って、慈しみ合っているならば、それはすばらしい関係でしょう。でも、憎み合っているなら、どうでしょう。家族が互いに呪い合う関係だったら、もう生き地獄でしょう。自分だけでなく相手もそうです。たとえば子どもが親を呪ったり増んだりすれば、親も子も精神的...
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2023年6月1日読了時間: 1分
165 家族が認知症になっても、自我を捨てれば問題ない
当たり前のことをしていれば、全部解決なんです。ある人が私に、「認知症になった家族が自分のことを忘れているんだ。『あんた誰?』と言われるんだ」とこぼすんです。私は、「それでいいじゃないですか。『隣の家からお見舞いに来たおじさんだよ』と言ってあげたらどうですか?」と答えたんです...
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2023年5月31日読了時間: 1分
164 ひとり立ちしたら親子関係を調整する
生命は平等ですから、それぞれが幸福にならなくてはいけません。親のせいで子どもが不幸になるのはおかしいし、子どものせいで親が不幸になるのもおかしい。ですから親子であっても、互いの幸せを考えて、関係を調整することが必要です。「親子の縁を切る」というのは、その極端な形です。建物を...
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2023年5月31日読了時間: 1分
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