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札幌仏教塾
15 怒りを返した人のほうが罪が重い
よく覚えておいてください。誰かが来て皆さんに怒りをぶつけたなら、皆さんはおそらく怒り返すでしょう。そのとき、どちらのほうがより悪いかというと、怒りを返した人のほうなのです。ちょっとびっくりするかもしれませんが、仏教心理学から言うとそういう結論にならざるを得ないのです。いった...
sapporobukkyoujuku
2024年10月22日読了時間: 1分
14 怒りの炎をすぐに消す
放火犯人にならないでください。もし何かの理由であなたの心に怒りが起きたら、「火種が現れた」と真剣に思ってください。あなたの妄想は、小さな火種の燃料になってどんどん燃え始めるのです。ですからチェックしましょう。どのように考えれば、火種の燃料になるのか。どのように考えれば、火種...
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2024年10月21日読了時間: 1分
13 心が管理する身体
あなたの身体の調子は心の管理の結果です。欲と怒りがある人の身体は重いのです。怠け心のある人が歩くときに階段を見たら、「階段だ。ああ、嫌だ。これを、よっこらしょと上らなければいけない」と思ってしまいます。それで「ひざが痛い、足が痛い」ということになるのです。これが子供だったら...
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2024年10月20日読了時間: 1分
12 心はコントロールできる
心の感情は身体にも現れます。たとえば、心が怒ると身体が変わります。他を非難、侮辱したくなったり、攻撃したくなったり、破壊したくなったりします。身体の変化が怒りの度合いになります。怒りが身体に入ったら、他を害する以前に自分の身体に害を与えているのです。心は身体を道具として使っ...
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2024年10月19日読了時間: 1分
11 怒り対処法
人の役に立つように生きてみようとしたとき、やっぱり気をつけるべきことは、怒りです。何かのきっかけで自分に「このやろう!」という怒りが出たとします。そのときに、自分とちょっと離れたところから、自分が怒っていることを観察して、それに気づくのです。「自分を外に出して見る」という方...
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2024年10月18日読了時間: 1分
10 ストレスは怒り
仏教の立場から見るとストレスと言うのは怒りです。怒りは猛毒です。智慧も能力も体力も精神力も、すべて破壊するのです。気に入らないことをやるとき、やられるとき、それから自信がないのに何かをしなくてはいけないとき、ストレスがたまります。それから希望通り、計画通りにものごとがいかな...
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2024年10月17日読了時間: 1分
9 得られなければ、ぜんぶ壊そうとする
こころはとてもわがままな「大バカ者」ですが、更に、心は、思い通りにならないと、反対の行動をします。好きなもの、欲しいものに向かって走ることを邪魔されたら、ものすごく破壊的になって、恐ろしいことをするのです。人間はいつも何かしら希望や目的があって、それを目指して生きています。...
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2024年10月16日読了時間: 1分
8 どこまでもゆるす
他人の過ちをゆるすことは人格者にしかできない立派な行為です。恨むこと、ゆるさないことは、犬、猫でもやっている本能的な行為です。ゆるすことは良いと思う人々も「ここまでならゆるす」という条件をつけます。要するに、条件を超えたら自分が犬猫のレベルに落ちることになります。条件をつけ...
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2024年10月15日読了時間: 1分
7 もし、けんかを売られたら
「人が何をしようとも、どうなろうとも、私はその人をゆるします。その人を拒絶せず、愛情を持ちます」とすべてをゆるす気持ちになれたら、その人の心は愛情と幸福だけでいっぱいになってしまうのです。その状態を、キリスト教では「神」と呼び、...
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2024年10月14日読了時間: 1分
6 「価値」=「執着」
価値とは執着です。何かに価値を見いだすことは、そのものに対して執着が生まれたということです。「あの宝石はすごいなあ」とはポジティブな価値で執着です。「あの人は大嫌いだ。私の敵だ」とはネガティブな価値で執着です。執着の結果は悩み苦しみだけです。物事に価値を入れてしまう癖を徐々...
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2024年10月13日読了時間: 1分
5 妄想は悪行為です
人はほとんどの時間を妄想に費やしています。悪行為していると理解していないのです。無理に理解しても妄想に慣れてしまっているので、止めることができなくなっているのです。妄想とは客観的なデータを調べることをしないで、自分だけの世界に入り込んで、自我中心的な感情で思考を際限なく回転...
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2024年10月12日読了時間: 1分
4 不満は放っておく
私たちは常に、今の瞬間に不満です。すべての現象は不完全なので、今の瞬間が不満であることは当然です。しかし執着があると、何でもうまくいって満足に達したいという欲望が現れます。それは叶わない希望です。不満を感じることが苦しいのです。満足に達したくなります。しかし、それは不可能で...
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2024年10月11日読了時間: 1分
3 結果を冷静に受け止める
人は毎瞬毎瞬、努力して進まなければいけません。すべて無常なので、怠けてひと休みすることはできません。よい結果を出したいと必死になると、あなたは理性的に努力することができなくなります。将来起こるであろう妄想概念に心がとらわれているので、いま現在、客観的に活動することができませ...
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2024年10月10日読了時間: 1分
2 希望通りにならないのは当然
世界はあなたの都合に合わせて動くものではありません。「うまくいってほしい」と思うのは自由ですが、自分の希望通りに動くはずはないと理解しておきましょう。地球が自転公転するのと同じく、生命世界も法則によって回転しています。 そこに私の希望願望を入れておくと、大変なことになります...
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2024年10月9日読了時間: 1分
1 怒らずに生きる
世の中というのは、気に入るものよりは、気に入らないものの方が多いのです。希望がかなうケースよりは、失望するケースが多いのです。思ったとおりに行く場合よりは、思い通りにならないケースが多いのです。自分の身体を見ても、どんどん衰えて弱くなって、病弱になって、死に遭遇しなくてはな...
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2024年10月8日読了時間: 1分
323 慈しみの波動は周りを幸福にする
323 慈しみの波動は周りを幸福にする 心の波動というのは、すごいものです。みんなに行きわたってしまいます。悪い心の波動で植物さえも病気になってしまうものです。嫉妬やら怒りやら瞋恚(しんい)ばかりある心の悪い人が、植物を植えても元気に育ちません。植物もすごく嫌がるのです。心...
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2024年10月7日読了時間: 1分
322 慈しみで生きると幸福に生きられる
「五つの戒も守れない。十善も多い」と弱音を吐く人にブッダは一つだけ守るという別な方法を提案します。それは二十四時間すべての生命に対して慈しみの気持ちで過ごしなさいということです。他人に慈しみの気持ちを抱くと生きることは奇跡的に楽になります。やることはなんであろうとも見事に成...
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2024年10月6日読了時間: 1分
321 慈悲の瞑想で狭い心を広くする
人間というのは、とんでもないわがままな存在なのです。よく、人間は尊い存在だとか言われますが、とんでもありません。ひどくわがままでいい加減な、自分だけよければよいと思っている存在なのです。ですので、まず正直に、「自分が幸せでありますように」と念じます。そのとき、本当に自分が幸...
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2024年10月5日読了時間: 1分
320 行為の善悪
人が行う行為は、体の行為、言葉の行為、心の行為三種類です。この三つの行為は、結果を考察すると三種類があります。 ①自分のため・利益になる行為(善業)と利益にならない行為(悪業) ②他人のため・利益になる行為(善業)と利益にならない行為(悪業)...
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2024年10月4日読了時間: 1分
319 感情で行動した結果は人類のためにならない
仏教から見ると、感情で行動している限り、社会が発展しているように見えても、それは表面的なものです。その本質はかなり危ないものなのです。アメリカも自分の国を大国だと思っているようですが、経済的に強いかというとそうでもありません。豊かな人は少ないし、企業倒産もたくさんあるし、や...
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2024年10月3日読了時間: 1分
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