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札幌仏教塾
31 ニーズが少ないこと、不満を感しないこと
「ニーズ」というのは、生きるために必要不可欠なものに近寄ることです。あるものを捨てるのではなく、必要不可欠と余分という二つに、欲の対象を分けてみるのです。欲を「ニーズ」と「余分」に区別して生きる人に、「知足」という満足感が生じます。欲があっても楽しく生きられます。「知足...
sapporobukkyoujuku
2024年11月7日読了時間: 1分
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30 欲を捨てるのは難しい
欲を捨てるというのは、そんなに簡単なことではないのです。「欲を捨てた」と思っていても、「ここにケーキが四つ並んでいます。どれか一つ食べてください」と言われたら、その中で一番食べたいものを選ぶでしょう? 何が一番まずいか考えて、「じゃ、これにします」と言う人はいないでしょう。...
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2024年11月6日読了時間: 1分
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29 「ニーズが少ない」と楽
「少欲」というのは、「欲が少ない」ではなくて「ニーズが少ない」ことです。ニーズが少ないというのは楽で楽で、楽しくてたまらないことなのです。「ニーズが少ないと楽」とは、具体的にどういうことでしょうか? 現代人は特別すごく贅沢に生きていて、皆さんには好きなブランドがあったり、好...
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2024年11月6日読了時間: 1分
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28 余計な欲をやめる
お釈迦様は、心に清らかな思考を入れ替える順番を説かれています。まずは、余計な怒り、余計な欲をやめることです。「余計」がポイントです。日常起こる常識的な欲、怒りではなく、常識を超える欲、怒りです。欲、怒り、嫉妬、恨みなどがたとえ心にあっても、常識範囲を超えてはいけないのです。...
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2024年11月4日読了時間: 1分
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27 欲を妄想で養うと精神が壊れる
現代人は、実にいろいろな贅沢を知っています。おいしいもの、楽しいこともそうですし、洗濯も掃除も機械おまかせで、楽ができます。あまりにも贅沢をしてしまうと身体が衰えてしまいますね。退化します。進化しません。身体だけでなく、頭も同じです。欲をあまりにも妄想で養うと退化してイカれ...
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2024年11月3日読了時間: 1分
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26 ケチも煩悩である
やたらと使いすぎたり「欲しい、欲しい」と思うのが悪いということはわかりやすいと思いますが、「あるのに使わない」というのもとんでもないことです。必要なものがそろっているのにそれを使わないことを、「ケチ」といいます。お金の余裕があるのなら、それなりの生き方をしなくてはいけません...
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2024年11月2日読了時間: 1分
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25 身体偏重の現代社会
現代社会は、欲で心が病気になってしまう条件が見事なまでにそろっています。「生きることは肉体と心の共同作業」ですが、あまりにも世の中全体が「身体」に偏っているのです。たとえば、デパートにはものすごい数の品物がありますね。カバン一つにしても、たくさんのテナントが入り、それぞれの...
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2024年11月1日読了時間: 1分
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24 欲によって、不安が生じる
欲を、心が汚染されるプロセスとしても見ることができます。順番に見ていきましょう。欲があると、欲しいものが手に入ってからも心に不安が生じます。「取られるんじゃないか」「バレるんじゃないか」「殺されるんじゃないか」など、いろいろです。誰かが資産を大量に持っていても、誰にも欲がな...
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2024年10月31日読了時間: 1分
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23 必要という基準で生きる
「欲しい」という感情を避けて、「必要」という基準で生きる。必要なものであれば、いとも簡単に得られます。 この世界がなぜゴチャゴチャなのかといえば、誰もが「欲しい」で生きているからです。「必要」で生きれば、世界はいつでも満たされています。仕事も、「必要」という基準でしてみてく...
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2024年10月30日読了時間: 1分
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22 怒るのではなく、微笑んでみる
ぜひ、このように考えましょう。「私は人生に勝ちたいのですか? 負けたいのですか? 成功 したいのですか? 失敗したいのですか?」と。答えは明確です。人生に勝ちたいのです。負けたくはないのです。成功したいのです。この希望を叶えてくれる、魔法の杖があります。何があっても、怒るの...
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2024年10月29日読了時間: 1分
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21 感謝は怒りの解毒剤
感謝とは怒りに対する解毒剤の一種です。仏教が推薦する感謝は、明確で具体的なものです。食卓に夕食のごちそうがそろったら、皆単純に「いただきます」と言いますが、それはマナーにすぎません。自分が食べることだけを気にしているのです。今度はぜひ、食卓に座ったら「お母さん、ごちそうを作...
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2024年10月28日読了時間: 2分
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20 「私は正しい」と思うから怒る
怒らないほうがよいとわかっているのに、我々はなぜ怒るのでしょう。人間というのは、いつでも「私は正しい。相手は間違っている」と思っています。それで怒るのです。「相手は正しい。私は間違っている」ということも答えではありません。事実は、私も相手も不完全です。したがって、「正しい、...
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2024年10月27日読了時間: 1分
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19 怒る条件がそろっていても怒らない
みんなが自分のことを褒めているときに怒らないのは、当たり前ですね。そういうときに「私はあまり怒りません」などと偉そうなことを言うのは感心しません。条件がそろえば、すぐに怒ってしまうかもしれないのですからね。怒る条件がそろっていないときに怒らないのは、別に褒められるほどのこと...
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2024年10月26日読了時間: 1分
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18 ノコギリで切られても怒らない
お釈迦さまは「たとえば、恐ろしい泥棒たちが来て、何も悪いことをしていない自分を捕まえて、『こいつを切ってみよう。面白いよ』とそれだけの理由でノコギリで切ろうとするとしよう。そのときでさえ、わずかでも『嫌だ』と怒ってはいけない。わずかでも怒ったら、あなたがたはブッダの教えを実...
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2024年10月25日読了時間: 2分
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17 怒りを観ることができたら、瞬間に消える
怒りとは自分の中から生まれるものですから、解決方法は、「毒そのもの」を抜くことしかありません。ヴィパッサナー瞑想法でいう、「今の瞬間の自分に気づくこと」です。それが世の中でいちばん科学的な、怒りの毒を抜く方法なのです。最初は、「人が何かを言うと、すぐに怒ってしまう」というと...
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2024年10月24日読了時間: 1分
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16 自分を客観視するトレーニング
自分のことを他人のようにして見る訓練をする必要があります。仏教の観察瞑想というのは、その訓練です。特別なことはしません。ただ、自分の身体の感覚を、そのまま客観的に観ていくのです。その訓練を続けると、すぐにできるようになります。しかし、少し訓練をしないと、自分のことを他人のこ...
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2024年10月23日読了時間: 1分
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15 怒りを返した人のほうが罪が重い
よく覚えておいてください。誰かが来て皆さんに怒りをぶつけたなら、皆さんはおそらく怒り返すでしょう。そのとき、どちらのほうがより悪いかというと、怒りを返した人のほうなのです。ちょっとびっくりするかもしれませんが、仏教心理学から言うとそういう結論にならざるを得ないのです。いった...
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2024年10月22日読了時間: 1分
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14 怒りの炎をすぐに消す
放火犯人にならないでください。もし何かの理由であなたの心に怒りが起きたら、「火種が現れた」と真剣に思ってください。あなたの妄想は、小さな火種の燃料になってどんどん燃え始めるのです。ですからチェックしましょう。どのように考えれば、火種の燃料になるのか。どのように考えれば、火種...
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2024年10月21日読了時間: 1分
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13 心が管理する身体
あなたの身体の調子は心の管理の結果です。欲と怒りがある人の身体は重いのです。怠け心のある人が歩くときに階段を見たら、「階段だ。ああ、嫌だ。これを、よっこらしょと上らなければいけない」と思ってしまいます。それで「ひざが痛い、足が痛い」ということになるのです。これが子供だったら...
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2024年10月20日読了時間: 1分
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12 心はコントロールできる
心の感情は身体にも現れます。たとえば、心が怒ると身体が変わります。他を非難、侮辱したくなったり、攻撃したくなったり、破壊したくなったりします。身体の変化が怒りの度合いになります。怒りが身体に入ったら、他を害する以前に自分の身体に害を与えているのです。心は身体を道具として使っ...
sapporobukkyoujuku
2024年10月19日読了時間: 1分
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