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札幌仏教塾
97 個人差はカルマによるもの
みんなが心を持っていて、心はみんな、認識する働き"心"としては同じなのですが、心の持つポテンシャルは、人それぞれ違います。同じ家族の兄弟姉妹として生まれても、生まれた子供たち人ひとりが持っている心のポテンシャルは、それぞれ違います。今生で同じ家族の兄弟姉妹として生まれても、...
sapporobukkyoujuku
1月12日読了時間: 2分
96 人を管理することは簡単ではない
生かされていると感じたことがあるでしょう。それは業の働きです。生命には、じっとしていてはならない、何かをしなくてはいけないという衝動があります。自分の性格、価値観、習慣、ものの見方などによって、「何かを知らない」という気持ちが、「〇〇...
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1月11日読了時間: 1分
95 心の連鎖反応
人の善いところだけ見る人は、明るい心を持っていて、どんどん明るくなります。他の人々も、その人には自分が持っている善いところだけを見せるようになります。人の善い側面を見る性格の人が、他人をだます人に会う。しかし自分の見方の影響で、人をだます相手のその側面が裏に隠れてしまって、...
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1月10日読了時間: 1分
94 何かの心が生まれたら、結果の心が必ず生まれる
我々は必ず、先に心に思ってから、何かを行為します。何かをすると、それによって必ず、そのポテンシャル(潜在力)が心に残ります。このポテンシャルを「業・カルマkamma」と呼んでいます。 カルマは、ちょっと特別なはたらきです。心に溜まるエネルギーです。我々がいつも持っているエネ...
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1月9日読了時間: 1分
93 大事なのは行為の業
「業(カルマ)」といえば、行為という意味も、結果という意味もあるのです。一つは過去で、もう一つは行為です。一般の方々は、業の二つの意味のうち、過去ばかりを気にします。しかし、過去はどうにもなりませんし、わかりもしないものです。やるべきことは、結果が出たあとの行為に気をつける...
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1月8日読了時間: 1分
92 人生の舵を操作するのは自分
業は、業だけではたらくわけではなく、意志も環境も関係します。ですから、私たちは業を気にする必要はないのです。たとえ業が善くなくても、舵を操作することで生きる道を変えられます。操縦桿を握っているのは、自分なのです。自分の人生を、正しく自分の好きな方向へ操縦すればよろしいのです...
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1月7日読了時間: 1分
91 カルマは意識次第
目でカルマは生まれません。手でカルマを作ることはできません。我々は「手であげた」「足で蹴っ飛ばした」などと言いますが、そうではありません。身体でカルマを作ることはできません。カルマは、心に生まれます。カルマ・業ということは、純粋に心のはたらき、意識のはたらきです。だから善い...
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1月6日読了時間: 1分
90 物事には順番がある
物事には〈順番〉があります。「では瞑想して解脱に達しましょう」と言っても、無駄骨に終わってしまうのがオチです。一週間で億万長者になると決めるようなものです。億万長者になれないわけではありません。それにも順番があります。理性に基づいて正しい順番で進めば、一週間ではなく適切な時...
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1月5日読了時間: 1分
89 精進すれば達せられないものはない
お釈迦様は修行のことを、戦争に行って戦うことにたとえられています。生半可な気持ちでやるならば、勝利に達することはできません、という意味です。修行自体はとても簡単で、シンプルです。けっして苦行ではありません。やりやすいのに、すぐやめたくなるのです。変です。心の中に千五百の煩悩...
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1月4日読了時間: 1分
88 思考が止まると智慧が生まれる
とにかく私が言いたいことは「なぜ思考をするのか?」ということです。なぜ、雑念があるのかと言えば、分からないからなのです。思考は推測です。外れる可能性は大いにあります。我々は、思考を大事にして生きています。不確定で不安で、正解か不正解かわからない世界でびくびくして生きているか...
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1月3日読了時間: 1分
85 気持ちを無視する修行
悩みや問題が何もなく、心は平穏で、いつでも能力をフルに発揮して生きられる。そんな人生にするために、大脳を開発しましょう。原始脳の指令を無視して大脳を働かせるようにするのです。原始脳には理解能力がない。存在欲と恐怖感という感情で働く。自己主張でわがままで、のちに起こる結果を推...
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2024年12月31日読了時間: 1分
84 観察して理性を育む大切さ
理性が大事であることをさらに説明します。たとえば、仏教では五戒を守ることは善い行いとされます。しかし「いわれるからやらないようにしよう」「悪行為だからやめます」というだけではダメなのです。そこに理解(如理作意)がなくてはいけないのです。たとえば、なぜ嘘はよくないのか。そして...
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2024年12月30日読了時間: 2分
83 無智の家に住んでいる
われわれは、いつでも無智の家に住んでいます。生命の住処(すみか)は無智なのです。しかし、そのことに気づきません。 生命の実感としては住所不定といったところでしょう。あるときは「怒り」に住み、あるときは「喜び」に住んでいるような気がしています。いろいろな心の状態に住んでいるよ...
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2024年12月29日読了時間: 1分
82 ありのままに見たら真理を発見する
何の先入観もなく観察すると、自動的に真理を発見することになります。だって、何の先入観もないのだから。だからお釈迦様が「ありのまま」という単語を使ったのは、そういうことなのです。「ありのままに観ましょう。あってほしいままではなくて」と。仮説があったら「あってほしいまま」という...
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2024年12月28日読了時間: 1分
81 環境に左右されない心をつくる
心を育てる必要があるのです。「心を育てる」とは、「環境がいろいろ変わっても、心を良い状態で守る。保つ」ということです。それが、心を育てる修行になるのです。そういうわけで、仏教では修行はかならず必要なものであって、無料で天国行きの切符をもらうなどということはないのです。それで...
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2024年12月27日読了時間: 1分
80 人格のミラーボールをなめらかにする
我々の人格は多面体にたとえることができます。我々は、この世界からのデータに、どんなふうに反射するのかわからないあらゆる側面を 持っている多面体なのです。ミラーボールのように、ミラー自体が一個一個、デコボコしていて、どのように反射するかわかりません。情報が入ったら、瞬時に反射...
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2024年12月26日読了時間: 1分
79 耐え忍ぶという正道
この世で生きてみると、さまざまな出来事に遭遇しなくてはいけないのです。気に入る出来事も起きますが、気に入らない出来事のほうが多いのです。出来事が自分の気に入ったら、舞い上がって喜ぶ。気に入らないと、落ち込んで悩む。犯人はいずれも、おのれの自我という錯覚なのです。この自我の錯...
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2024年12月25日読了時間: 1分
78 正しい生きる方法がある
世の中のすべての現象は、因果法則によって現れ、消えてゆくものです。個人の希望はほとんど関係ないのです。地球の自転公転、天気の移り変わり、生まれた人が絶えず老いること、病にかかること、必ず死なねばならぬことなどは、個々の希望と期待をうかがって起こる現象ではありません。自然の流...
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2024年12月24日読了時間: 1分
77 最高の修行
私たちは人生がスムーズに流れてほしいと期待しています。問題やトラブルに遭遇することは嫌なのです。失敗も避けたいのです。そう願うことは常識的な希望であると思っています。本当にそうなのでしょうか? これは人々のわがままな希望なのです。自己中心的な考えです。この世で、物事は私たち...
sapporobukkyoujuku
2024年12月23日読了時間: 1分
76 対話で真理に達するということ
もしかすると、仏教は自分の意見とはまったく違うことを言っていると感じるかもしれま せん。自分が責められたように感じたとか、侮辱されたと思ったとか、そういう気持ちが起きる可能性もあります。しかし、そのときは、「それは、自分の心に潜んでいるとんでもない勘違いがテロ行為を起こして...
sapporobukkyoujuku
2024年12月22日読了時間: 2分
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