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札幌仏教塾
長持ちしてほしいという希望
長持ちしてほしいという希望 なぜ、長持ちしてほしいという希望が生まれるかというと、自分も他人も、全てすぐ消えていくことを毎日・毎日、瞬間・瞬間に経験しているからです。瞬間・瞬間経験しているものを否定するのです。だから「愚か」としかいいようがない。瞬間・瞬間、無常ということを...
sapporobukkyoujuku
7月31日読了時間: 1分
永遠を謳う妄想概念
永遠を謳う妄想概念 なぜ永遠を謳う妄想概念が出て来るかというと、心には長持ちしてほしいという希望があるからです、どんなものについても。炊いたご飯にしても、三時間で腐るのはいやでしょう。とにかくちょっとでも長持ちするようにと、何とか苦労します。冷蔵庫や冷凍庫に入れたり、あるい...
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7月30日読了時間: 1分
人間の命は尊くて、価値がある
人間の命は尊くて、価値がある なぜ人間の命は尊くて、価値があると思っているというと、魂は永遠だと勘違いしているからなのです。本当は魂さえも見つかっていないのに、永遠という特色だけはあらかじめ決まっている。あるかどうか分からないものですが、それは永遠ですよと言っているのです...
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7月29日読了時間: 1分
無常論は「無価値」論
無常論は「無価値」論 なぜ「全ては無常だと観なさい」というかというと、無常という一言で「無価値です」ということも言っているからです。金はピカピカ光るからこそ価値があると言っても、それは嘘でしょう。他に金よりよく光るものはあります。でもそれは長持ちしないんです。普通のアルミ箔...
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7月28日読了時間: 1分
色受想行識
色受想行識 なぜ仏教では身体を色受想行識という五つの要素のみに分けているのでしょうか? どんな人の身体にしても、色受想行識しかない、と言ったとたん、人間の価値ということは言えなくなるのです。人間に価値があるというインチキな話があるでしょう。人間は評価できないのだ、命は尊いの...
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7月27日読了時間: 1分
ブッダは「価値」の苦しみを解除する
ブッダは「価値」の苦しみを解除する 価値を入れる世界というのは苦しみの世界であり、切りがない世界です。なぜかと言うと価値はいいかげんだから実際にその意味があるわけではない。ダイヤが高価な価値を持つというなら、万人にダイヤが高価なものでなくてはならないでしょう。しかし、ダイヤ...
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7月26日読了時間: 1分
「価値の世界」と「非価値の世界」
「価値の世界」と「非価値の世界」 ブッダの教えは現代の人々に分かりやすく言うならば、「価値の世界」と「非価値の世界」の二つに分けられているのです。世のなかの全ての学問知識は価値の世界に入ります。価値を探す、あるいは価値のないものに価値をつけるのです。例えば水はもともと無料で...
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7月25日読了時間: 2分
仏教は四聖諦と因縁論
仏教は四聖諦と因縁論 ここまで死体を観る瞑想が九つ出てきました。九つ全部やらなければいけないということではなくて、そうやって色んな形の死体が見つかるのだ、ということです。たった一本の骨を観ても、この瞑想はできるのです。 たくさんある経典のなかで、お釈迦様はある決まった思考...
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7月24日読了時間: 1分
⑼骨が粉々になった死体
⑼骨が粉々になった死体 Puna caparaṃ, bhikkhave, bhikkhu seyyathāpi passeyya sarīraṃ sivathikāya chaḍḍitaṃ aṭṭhikāni pūtīni...
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7月23日読了時間: 1分
⑻骨が山積みされた死体
⑻骨が山積みされた死体 Puna caparaṃ, bhikkhave, bhikkhu seyyathāpi passeyya sarīraṃ sivathikāya chaḍḍitaṃ aṭṭhikāni puñjakitāni...
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7月22日読了時間: 1分
⑺白骨化した死体
⑺白骨化した死体 Puna caparaṃ, bhikkhave, bhikkhu seyyathāpi passeyya sarīraṃ sivathikāya chaḍḍitaṃ, aṭṭhikāni setāni saṅkhavaṇṇapaṭibhāgāni. So...
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7月21日読了時間: 1分
⑹骨が散乱した死体
⑹骨が散乱した死体 Puna caparaṃ, bhikkhave, bhikkhu seyyathāpi passeyya sarīraṃ sivathikāya chaḍḍitaṃ aṭṭhikāni apagatasambandhāni disā vidisā...
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7月20日読了時間: 2分
⑸ほぼ骨と筋だけの死体
⑸ほぼ骨と筋だけの死体 Puna caparaṃ, bhikkhave, bhikkhu seyyathāpi passeyya sarīraṃ sivathikāya chaḍḍitaṃ aṭṭhikasaṅkhalikaṃ apagatamaṃsalohitaṃ...
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7月19日読了時間: 1分
⑷血まみれで骨と筋だけの死体
⑷血まみれで骨と筋だけの死体 次はもっと時間が経った身体かもしれません。もう骨だけになっています。動物達に肉を全部食べられて、だけどまだ筋が繋がっている。骨まで取って食べられているわけではない。例えば、身体が完全に烏たちだけに食べられると、骨とかは全部そのまま繋がったままな...
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7月18日読了時間: 1分
食べ残しのような身体
食べ残しのような身体 次にまた違う形の死体が見つかるかもしれません。その場合、ほぼ骨組みは見えますけど、あちこちに肉も付着していて、血もあって、血管も骨も見える。色んなところでまだ肉やら、血やら残っているくらいの死体ですね。いわゆる、動物がいくらか食べて逃げて行ったとかね。...
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7月17日読了時間: 1分
身体の肉が栄養であるなら
身体の肉が栄養であるなら もし身体の肉が栄養であるならば、誰が死んだとしても、放っておけば他の動物が見つけてそれを食べるのは当然です。どこかの山奥に旅客機が墜落したとき、そこで越冬して生き残った人々が、仲間の肉を食べてやっと生き残ったという話がありますね。映画にもなった実話...
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7月16日読了時間: 2分
死体を動物たちが食べてしまう
死体を動物たちが食べてしまう 墓場に捨てられているもう一つの死体が見つかります。その死体は烏にあっちこっち食べられている。鷹や禿鷹、蒼鷺といった肉食の鳥(猛禽類)たちが来て食べていく。それから野良犬やジャッカル、色々な動物や虫たちが来て食べているのだと。そういう死体が見つか...
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7月15日読了時間: 2分
⑵動物に食べられた死体
⑵動物に食べられた死体 死んで日が経つにつれて変わっていく死体の状況に合わせて、瞑想が九つあるのです。次には、例えばこういうふうな身体が見つかるかもしれません。 Puna caparaṃ, bhikkhave, bhikkhu seyyathāpi passeyya...
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7月14日読了時間: 2分
確固たる真理を確認する
確固たる真理を確認する そこで、彼が確実に確認するのです。何をでしょうか? atthi kāyo 世のなかにあるのはこのような身体、このいままで観察したような状態の身体なのだ、と。確実に確固たる真理はそういうことだ、と確認するのです。その確認したことは変化しないのです。身体...
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7月13日読了時間: 2分
身体のために大騒ぎしない
身体のために大騒ぎしない Iti ajjhattaṃ vā kāye kāyānupassī viharati bahiddhā vā kāye kāyānupassī viharati, ajjhattabahiddhā vā kāye kāyānupassī...
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7月12日読了時間: 2分
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